素材の違いによる凹凸や影がニュアンスのある「白」を生み出す
「通るたびにいつも気になっていた素敵な家」が当社のデザインと知り、運命を感じたというKさん。
漆喰や無垢材など、自然素材とふんだんに使った家は理想としていた「年月が味わいになる家」そのものでした。
フランスに長く暮らしていたご夫婦にとって、印象的で絶対に欲しかったのが、“フラッグウインドウ”。
外観を印象的に彩る。経年変化が味わいになる漆喰の外壁と瓦屋根が周囲の緑に美しく映えます。
赤、オレンジ、紫をアクセントにしたリビング。
屋根の勾配を利用した天井には杉板材を張り、昔の小学校の床のようにわざと隙間のあるラフな仕上がりにしている。
「無駄なスペースこそ広くとりたい」というご主人の希望で1Fの玄関前に設けたインナーテラス。
目覚めてから庭を眺めたり、就寝前に寛ぐなど、テラスに面したインナーテラスは、忙しい毎日の暮らしにゆとりをもたらします。
奥様の好きな紫色にした壁。
スウェーデンの壁紙の質感が、上質で品のあるロマンティックな空間に。
インナーテラスの隣にあるご夫婦の寝室。
「白だけの部屋は味気ないので」天井を格子状にし、こげ茶にペイントして、奥行を演出した。